大麦農食連携研究開発プラットフォーム

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大麦とは

大麦の原産地は、メソポタミア文明が栄えたチグリス・ユーフラテス川流域だと言われており紀元前17世紀から前11世紀にかけて、当時アワ、キビを基盤として成立していた中国にわたり、日本では紀元前300年頃(縄文後期)には栽培されていたようです。
※北九州地方に分布する縄文文化の後期の複数の遺跡から大麦の殻粒が出てきています。

大麦と小麦の違い

小麦の穂の方が大麦の穂よりも高い位置にあります。
大麦は比較的穂が短く、密集しています。
小麦の葉の中央には1本筋が入っています。

  • 画像:大麦の穂
    大麦
  • 画像:小麦の穂
    小麦

画像:麦の系統図

収穫期について

大麦は5月〜6月にかけてが収穫時期となります。昔からこの季節を指して「麦秋」という言葉が使われてきました。
麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから、名づけられた名称です。

画像:収穫期のグラフ

大麦の品種と主な用途

  • 二条大麦(上から見たとき穂が2列)
    画像;二条大麦の穂
  • 六条大麦(上から見たとき穂が6列)
    画像;二条大麦の穂

画像:大麦の系統図

β-グルカンについて

大麦に含まれる水溶性食物繊維(β-グルカン)が、身体によい作用をすることが近年証明されています。

画像:全国精麦工業協同組合連合会 企画・監修・発行 「Orge(オルジュ)」より転載した例

  • ポッコリお腹が凹む…内臓脂肪が減少
  • 便秘が解消…腸内善玉細菌が増加、大腸ガンを予防
  • コレステロールが低減…高脂血症を予防
  • 糖尿病を予防…高血糖値が低下
  • 今後の研究に期待される新たな効果…腸管免疫機能が増進、高血圧を予防

大麦の水溶性食物繊維(β-グルカン)は、玄米や白米の水溶性食物繊維に比べると多量に含まれています。
現代の日本人が1日に必要とする食物繊維摂取量は2〜5g不足していると言われており、大麦を日常的に食することでこれを補うことが可能になります。

画像:健康に必要な食物繊維摂取量…17~19g/日(現状:14.6g/日 2~5g不足)

画像:食物繊維量比較図

資料参照:農研機構

詳しくはこちら(全麦連HP)

大麦リキッド(Barley Liquid)(Barley Liquid Powder)

小麦粉を含むアレルゲン指定原材料を含まない多種料理、菓子製造に利用できる液体(もしくは粉末)の開発。その液体は冷蔵、冷凍対応が可能で保存性、機能性が高く、アレルギー対応食品として注目される新食材となります

原材料

大麦粒(大麦粉)を使用して製造(品種は限定しません)

仕様

  1. 大麦リキッドを冷凍、加工することで大麦冷菓として、ソフトクリーム、アイスクリームのような提供のほか、和菓子(冷菓)としての加工も簡単に可能となる
  2. 大麦リキッドをグラタンソース、パスタソースのように使用することも可能
  3. もち性大麦を使用することで【飲む大麦】など健康飲料そして介護食としても活用可能

特長

  1. 大麦粒を原料とするので製粉等のコストを削減できる
  2. 品種毎の特性を活用できる=品種を限定しない活用方法
  3. 食物繊維を簡単に摂ることが可能
  4. 多用途における大麦の活用が可能
  5. 非常食、介護食における機能性食品の提供が可能になる

*上記は特許取得製法です
(特許第6251433号)

  • 画像:大麦リキッドのイメージ
    大麦リキッド
  • 画像:商品化例
    大麦アイス、商品化例